【 コンセプト 】
建築をデザイン(設計)するということは、ものをデザインするだけではありません。 その建物をどのように使うかということであり、その人の生き方からデザインが生まれるということです。 住むということをデザインする。 使う人の心の動きをデザインする。 そこで過ごす時間をデザインする。
くつろぐ、楽しむ、集まる、一人になる、 そういうときにふと幸せを感じるものを、私は創りたい。 例えば住宅の場合、ただ人数分の個室とLDKがあれば良しとするのだけでなく、 考えて考えて気持ちのいい空間をつくる。 気持ちのいい空間で光・風を感じる。 空の雲の動きを眺めらたり樹が見えたり。 心を豊かにしてくれる空間を創りたい。 地震に強いとか基礎がしっかりしているとかなどは当たり前のことです。 住むひと、使うひとの目線に立って設計する。 日々の暮らしの中で営まれる喜怒哀楽のワンシーンや 風を感じ光を浴びての安らぎや感動、幸福のワンシーンを想像しながら設計をしています。 「誰」のための「何」を創っているのかを常に考えることが大事なのです。 それが建築のデザインであり、デザインが人を幸せにするのです。
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